システム電圧を何ボルトにするか
能率、取り回しのしやすさから言ったらケーブルの太さは少しでも細いほうが勝るので12Vより24Vの方がベターなのは言うをまたない。
欧米の自動車では48Vシステムがかなり出てきているほどだ。
しかし既存持ち合わせ機材の有効活用、福島原発で見られたような超絶危機時に付近の車からバッテリーを取り外して使おうとする場合は圧倒的多数の12v用機材を使える方が得策だ。
というわけで12Vシステムを運用することにした。といっても昨今のコントローラーは対応電圧がかなり広範囲に及んでいるので、結局はインバーターを何ボルト対応のものにするかということになる。
バッテリーは直列、並列の組み合わせで柔軟に対応できる。
12Vシステムで例えばAC1000Wの電気器具を使う場合、かなりの高電流が流れるのでケーブルもそれへの対応を考える必要がある。容量不足だとケーブルは熱くなり最悪発火する。次にケーブル比較写真をあげておく。
1500w迄の機材を前提とする以上14スケでは足りない。
というわけで22スケ(SQ)を標準とした。溶接用のWCT規格がちょっとしたホームセンターには置いてあるし、価格もリーズナブルだ。
液式鉛バッテリにつかってバッテリー液がかかっても損傷がないなどお勧めできる。
38ミリは太すぎ、取り回しが困難となる。