準拠するのはこういうシステム
運用が短時間、一過性の緊急使用的なものなら次のようなプラスチックケースに入れておけばいいだろう。
しかし、それが長期、場合によっては年を超えるような場合は事情を異にする。
二拠点生活で使うなら当然長期使用型となる。
いちいち箱を開け閉めするのは面倒だし、電圧等監視するには不適だ。
また、ケーブルを足に引っ掛けたり、湿度100%になるテント内では精密機器の電子
基板が錆びたり接触不良を起こすのは目に見えている。
防湿型の配電・管理ボックスをつくってそこにコントローラー(充放電制御器)やイン
バーターを設置し、壁掛け状態で操作・監視できるのがベター。
そこでそのため、以下のようにすることにした。
1 テント内側に横向きに桟木を渡し(上下2本)
2 桟木に構造合板(サブロク板)を張り
3 2の合板を裏板とする箱をつくり
4 その中にコントローラー、インバーター、端子台等を入れる。
以下写真参照
このテント、他社のテントには無い多くの長所を持つが足回りにフレームとなる横向きパイプがないのは残念(製作年で仕様は異なるようだが)。
そこで、下部横方向に桟木を渡す。
最低上下二本の桟木を渡せばそこに合板を張れる。
構造合板を張れば耐震対策の筋交いになる。
テント内側すべてに張ればテント内にもう一つ木張りの壁を持つ小屋を作るようで面白い。
なお側板は無塗装としている。厚めの板による自然吸・放湿効果を損なわないため。
乾燥剤が無くなることもあろう。
扉表面はポリカを使用。
扉隙間からの湿気侵入を避けるため扉と箱躯体間には隙間テープを張り、おさえる感じで閉めるようにしている。