限界分譲地に作る二拠点・災害避難基地

平時は癒しの二拠点生活を、有事は災害避難基地に

2 住まいの確保 ―大型自動車車庫用テントの活用—

住まいの確保⑨ テント組立て終了と短評

3月1日は大谷選手の結婚発表と房総半島東方沖を震源とする地震が話題となった。 前者はおめでたい話であるが地震の方はその後も今に至るまで続いていて楽しくない話だ。 能登半島地震の復旧がまだこれからというのに。 千葉県では一部で食料のストック買い、…

住まいの確保⑧ 屋根の補強方法を考える

さて3ブロックとも基礎石にセットし、縦柱部分に仮の補強を施したとすると次は屋根部分の補強に取り掛かることになる。 縦の壁相当箇所はいつでも事後的に増設、変更ができ、さほどの困難性はないが、屋根部分はなるべく早く補強策を講じて屋根シートをかけ…

住まいの確保⑦v2 テントの組み立て、加工手順、単管用品の使用

取説では組み立てに最低人員二人とし、 屋根フレームの組み立て(パイプ17本) ⇓ 片側にポール(縦の柱として4本のパイプ)を差し込み ⇓ 屋根幕をかけ ⇓ 反対側にポール(縦の柱として4本のパイプ)を差し込んで立てる という段取り 私の組み立と加工手順はこう …

住まいの確保⑥ テント用コンクリート基礎石(沓石)の作り方

ポールをコンクリート基礎石の上に設置する狙い 地震、強風による倒壊防止であるが、さらに ・他所(私の場合は本拠点=自宅】で作って現地に運べる形態・大きさである ・将来の移転撤去に対応できる ・上に設置する金属製ベース(=腐朽する)の更新に対応…

住まいの確保⑤ 強靭化策の色々と私の方法

テントを組み立て、ほとんど風対策をしていなかった人が、ある日、家に帰ったらテントが風で倒壊しポールは曲がり、幕は飛び散っていたと語るものがあった。 だと思う。巨大テントであり、それだけ風を受ける面積が多い。何しろ風だけでヨットは太平洋を横断…

住まいの確保④ テントハウス用品 開封及び段取りを考える

説明書には二人で取り扱うよう書いてあるが、車から引きずり下ろすことからすべて一人で行った。 75㎏の箱にはぎっしり物品が詰まっている。登山など携行するのではないから重いことはそれだけ丈夫ということでむしろ歓迎すべきと考える。 説明書は上質の紙…

住まい確保③ どんなテントを選ぶか

2024.1.1の能登半島地震では避難場所として自動車(車中泊)と共に農業用ビニルハウスを選ぶ人が目立ちました。 かってはこれらを否定する人が多かったようですが、事実に押され 否定→黙認→留保付き承認に移りつつあるようです。私も感染症を考えるとき、さ…

住まいの確保② 何でテント小屋にするのか

普通家を建てるというと、いや、半分世捨て人の小屋暮らし用住まいづくりでも何らかのコンクリート系の基礎を設け、その上に木、鉄骨、単管パイプの柱やツーバイ材を建て,屋根をふくということになりますが本書はそうしません。 よくて建設現場などで見られ…

2 住まいの確保① - 大型自動車用テントの活用 -

2-① 大型自動車用テントの活用 逃避願望もあってか、正規就労せず田舎に小さな小屋を作って低コストで暮らそうとする人がいます。目的は結構ですが小屋を数棟作った経験から言うと小さくても小屋づくりはそんなに簡単ではありません。一定の技術的経験のほ…