ポールをコンクリート基礎石の上に設置する狙い
地震、強風による倒壊防止であるが、さらに
・他所(私の場合は本拠点=自宅】で作って現地に運べる形態・大きさである
・将来の移転撤去に対応できる
・上に設置する金属製ベース(=腐朽する)の更新に対応できる
ことを内容とした。
1 型枠としてボイド管を使用
口径は太いほど、長いほどよいに越したことはないが8本作る手間、手で車に積み込める重量を考えて径15㎝、長さは20~25センチとした。
もちろんこれで万全とは思わないが現地で埋め込む際に周囲を取り囲むようにコンク
リートを充てん・突き固めることで補充することを前提とした。
2 鉄筋としてのベース固定用ボルト
ベース3か所の孔に挿入するボルトは基礎石自体の鉄筋としても働いてもらう。径12mmのZボルトは頼もしい。
3 製作手順
ボイド管上部に薄いべニア板を載せ、そこにボルトを装着したベースを置くが隙間からコンクリートを流し込むので一定の隙間が必要となる。写真のように細い板を2枚にして何とかなった。
長めのものも作った。計8本。
なお、この作り方は単管ベースにも当然使える。
単管ベースは中央底に歯止めがなく、またパイプをボルト止めする穴も開いていなかったと思う。これらの点でもこのブログで扱うテント(以下、C社テントと呼ぼう)は細かいところまで良く工夫されている良品に思う。