限界分譲地に作る二拠点・災害避難基地

平時は癒しの二拠点生活を、有事は災害避難基地に

土地の確保⑤ 土地選択で思うこと

 ここで候補地選びにあたって思うところを述べたい。

一般には土地購入を考えるとき自然的条件は別にして社会的条件として考慮するのは次の点であろう。なお商用電力は前提とする。

 

 1 通勤、通学の便-公共交通機関の利便性

 2 日常的買い物の利便性

 3 社会的インフラのレベル

   都市ガスかプロパンガスか

   上水道はあるか、井戸水・沢水利用か

   下水処理は本下水か浄化槽タイプか

 4 境界は確定しているか、境界標の明示はあるか

 5 道路付状況

    敷地前道路は公道か私道か、その道は舗装されているか否か

    道幅は6mか4mかそれ以下か

    行き止まり道路(袋地)か通り抜け道路か

    道路から車での敷地内進入に段差があるか、工事が必要か

    道の排水溝はどうなっているか

  6 周囲の雰囲気、外観から想像される近隣関係はどうか

 

 本ブログで考える二拠点生活、災害避難基地づくりは一般のものとは全く求めるものが異なる。

結論から言って上記1~3は無視する。商用電力すらなくてよい。

なぜならミサイル空爆や広域/過酷災害で全インフラが破壊されても生き延びることを前提にしているので。

そもそも限界分譲地はこれらの点でほとんどが最低位クラスで、だからこそ安価なのだし、そうでなければ買えない

公共交通機関の利用が事実上困難でも 現地入り、資材の搬入等は自動車、二輪車を想定する。

考えてみればオートキャンプ場はそうではないか。

現下の平均的日本人なら82歳程度までなら運転できよう。それ以上なら子息、友人知人の協力による。

自転車すらない最悪条件でも50キロ程度なら独力の徒歩による現地入りは可能である。

40キロなら1日、50kなら1日または1泊二日で行ける。

上記4~6の方が意味を持つ。