限界分譲地に作る二拠点・災害避難基地

平時は癒しの二拠点生活を、有事は災害避難基地に

土地の確保⑥ 候補地の検討2件目と調査

 ほどなくネットで前述の房総半島北中央部に候補地を見つけた。

例によって業者サイドに連絡せず見に行った。

予想に反して使えそうだった。

50坪整形地

日当たりもまあまあで太陽光発電やサツマイモの栽培も可能と思われる。

 

擁壁はコンクリート【二次製品か】でしっかりしているし、高さも30センチくらいなのでこのくらいならあった方が良い。側溝も蓋つきでなかなかのもの。

茨城県T村とは異なり、開発業者もまじめに考えていたように思われる。

擁壁片隅は切ってあり、車の侵入も可となっている。

 

前道路は行き止まりで一般の考えならマイナス要因になろう。

しかし後付けで各種工事・工作を行う者からしたら気兼ねなく駐車できるわけでむしろプラス要因かと思われる。

全景はこう

 気が付いた。

四角なので4辺で他者所有地に接するが3辺は6m道路、藪、森であり残り1辺も無人倉庫。1区画50坪と狭いながらも限界分譲地らしく空閑地が多いゆえ精神的ゆとりすら生じていると。 これなら在来地主に気を気を遣わなくて済む。

 

そこで購入を前提に調査に入ることにした。

当方不動産取引に関する複数の軽い資格を有しているがそんなものは気休めであてにならない。

誰でも知っている建設大手のS社は地面師グループの詐欺にあい、莫大な損失を被っている。法務部や顧問弁護士はさぞや立場がなかっただろう。

住宅地図コピーをたずさえ管轄の役所へ赴いた。

 

当該土地を購入してここに家を建てたいが問題はないか。

どんな規制があるか。

過去の出水その他災害報告はあるか。

くぼ地に見える箇所は旧河川かそれとも〇万年前由来の地形か

等々

 

 

 

懇切丁寧にもちろん無料で教えてくれる。

開発計画の写しも見せてくれた。

霞が関から村役場迄役所が集積している資料は他の太刀打ちできるものではない。

問題なしとして話を進めることにした。