問題は中空糸膜をどう調達し、どう活性炭と中空糸膜と合体させるかです。
ここで助かったのが「携帯用浄水器」と呼ばれる中空糸膜をろ材とするアウトドア用品がかなり出回ってきていることです。
2種購入してみました。写真AとBです。(右端はクリンスイのカートリッジ)
登山その他冒険先で現地の水をろ過して口に入れるもので携帯に適する大きさ・形態です。価格も3千円位で入手できます。
アウトドア用「携帯用浄水器」の多くは上の注入口に原水を入れ、下の吐出口を口に含んで浄水を飲むというものです。
ただし上の原水注入口はペットボトルの首を直接連結させることができるので井戸、川、雨水を入れたペットボトルを連結させ、チューブ、ホース類を介在させることなく浄化することができます。
携帯浄水器を複数の者で利用したいとき、予備的に多量の浄水をためておきたいというときは吐出口にチューブをつけて他の容器に連結させることで対応できます。
吐出口にもペットボトルと直接接続できるようにした製品もあるので使い方によっては便利でしょう。
ペットボトルの水を原水とする場合あるいは浄水をペットボトルに溜める場合、かなりの縦長になり手で持っていないと転倒してしまい面倒です。
これについては次の書籍記事がが参考になります。
パワー社 2010年「初めての雨水利用」 著者 角川浩
上の「ろ過柱」を参考にオリジナルなものを作りました。 (この項続く)